高校1年生向け英語の教科書CROWN1『CROWN English Communication I』のLesson6-2 の本文和訳とちょっとした解説になります。
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CROWN1 Lesson6-2 の本文和訳・単語・解説
Lesson 6
Roots & Shoots
Lesson 6-2
ケンジ
[1] あなたは野生のチンパンジーを観察しながら、たくさんのフィールドワークをしました。
・fieldwork 「現地調査、野外作業」
・observe 「観察する、よく見る」
【読解ポイント】
この文章はobservingから始まる文章が分詞構文となっており、「~しながら…する」という付帯状況を表す文章になっています。
[2] 彼ら(野生のチンパンジー)は何かしらの点で人間に似ているのですか?
・in any way 「どこか、何かしらの点で」
・human beings 「ヒト、人間、人類」
ジェーン
[3] チンパンジーとヒトはたくさんの共通点を持っています。
・have a lot in common 「共通点が多い」
[4] ヒトとチンパンジーのDNAはわずか1%を上回るだけの違いだと現在では言われています。
・differ 「(動詞)違う、異なる」
・a little 「少しの、わずかに」
[5] 彼らの脳は私たちのものと非常によく似ており、彼らの行動のほとんども我々のものにそっくりです。
・much of ~ 「~の多く」
[6] 私たちのように、彼らは子供時代にたくさんのことを学びます。
・childhood 「幼少時代、幼少期」
[7] チンパンジーの家族のメンバーは非常に親密で、しばしばお互いに助け合っています。
・one another 「お互いに=each other 」
【読解ポイント】
この文章も often helping~ の部分が分詞構文
前半文が原因として起こる結果を後半部(分詞構文)で説明している
[8] 彼らは悲しみや幸せ、恐怖や怒りの感情を感じることができるのです。
ケンジ
[9] 彼らの性格はどうですか?
というのはつまり、彼らは友好的ですか?
それとも残酷ですか?
・characters 「性格、特徴」
・I mean 「つまり、というのも」
・cruel 「残酷な、冷酷な」
ジェーン
[10] 彼らは大抵の場合、互いに友好的ですが、ヒトのように残酷になることもあります。
ケンジ
[11] 本当ですか?
ジェーン
[12] オスは彼らの縄張りを見回りし、時には別のコミュニティから来たチンパンジーに攻撃することもあります。
・male 「男、オス」
・patrol 「巡回、パトロール」
・territory 「縄張り、テリトリー」
・attack 「攻撃する」
・community 「共同社会、集団」
[13] しかし彼らは非常に優しく愛情深いです。
・loving 「愛情のある」
[14] かつて、約3歳のメルと呼ばれていたチンパンジーが母親を失い、1人で残されてしまいました。
・once 「かつて、一旦」
[15] 我々は皆、彼は死んでしまうだろうと思いました。
【読解ポイント】
he’d = he would
thought に対応する形で時制の一致
he will → he would
[16] しかし、驚いたことに、スピンドルと呼ばれていた12歳のオスのチンパンジーが彼(メル)の世話をしたのです。
ケンジ
[17] どんな方法だったんですか?
・in what way? 「どうやって?、どんな方法で?」
ジェーン
[18] 彼はメルを背中に乗せ、夜は彼の寝ぐらを一緒に使わせたのです。
・let + O + 原形不定詞 「Oに〜させる、させてやる」
・nest 「すみか、巣、寝ぐら」
[19] メルが求めれば、彼(スピンドル)の食べ物を分け与えているのを私はしばしば目にしました。
[20] チンパンジーは本当に愛情深く、思いやりがあるのです。
・indeed 「たしかに、実に、実際に」
・caring 「思いやりがある」
以上がCROWN1 Lesson6-2 の和訳・単語・解説です。
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
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