高校1年生向け英語の教科書『CROWN English Communication I』のLesson8-3の本文和訳とちょっとした解説になります。
単語リスト&解説は記事後半(和訳の後)にあります!
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CROWNⅠの和訳一覧
本文和訳
Lesson 8
Not So Long Ago
Lesson 8-3
[1] それではこちらの写真に目を移しましょう。
[2] 皆さんの中の何人かは以前この写真を見たことがあると思います。
[3] この写真は1972年のベトナム戦争の際に撮影されたものです。
[4] この若い少女のキムフック氏は、彼女の服が焼き払われた状態で痛みを感じながら道を走り抜けています。
[5] こちらは彼女がかつてこの経験について語ったものです。
[6] 「私には何も聞こえなかったが私の周囲の炎は見ることができました。
[7] そして突然、炎によって私の衣服は無くなったのです。
[8] その時私の身体を、特に腕を覆う炎が見えました。
[9] しかし私の足は燃えていなかったのです。
[10] 私は泣き叫びながら炎の外へと逃げていました。
[11] 私は走って、走って、走り続けたのです。
[12] 私は入院しました。
[13] 14か月間です。
[14] 私の身体の半分以上を覆った火傷を治すために、私は17の手術を経験しました。
[15] そしてそのことが私の人生を変えたのです。
[16] そのことは、私がどのようにしたら人々を助けることができるのか、ということを私に考えさせました。
[17] 最初に私の両親が新聞からこの写真を見せてくれた時、あまりにも酷いものだったので、私はそれが自分だと信じることができませんでした。
[18] 私は皆にこの写真を見てほしいと思いました、なぜならその写真は戦争がどのようなものなのかを知らせることが出来るからです。
[19] それ(戦争)は子供たちにとって酷いものです。
[20] あなた方は私の顔からすべてを読み取ることができます。
[21] 人々にここから学んで欲しいのです。
以上がCROWNⅠ Lesson8-3の和訳です。
戦争というものを風化させない、というキムフック氏の想いが感じられました。
そこまで難解な文章では無かったですが、itなどの代名詞が何を指しているのか注意しないと意味を捉え間違えてしまうかもしれないので要注意です!
単語リスト&ポイント
[3] Vietnam
「ベトナム」
[4] a young girl = Kim Phuc という同格表現
in pain
「痛みを感じた状態で」
burn off
「焼き払う、焼き切る」
[5] once
「かつて」
※ once には「一旦、一度は」といった意味もある
[6] those days
「その頃、当時」
[7] suddenly
「突然、いきなり」
[8] especially
「特に」
[11] keep ~ing
「~し続ける」
→ running and running and running と続けることで強調している
[12] in the hospital
「入院している」
[14] go through ~
「~を経験する」
operation
「手術」
burns
「火傷」
[16] made は使役動詞
make 人 原形不定詞
「人 に~させる」
[18] want 人 to V
「人 に~してほしい」
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