今回は努力して受けた大学受験に残念ながら失敗してしまった、という子どもに対して親はどうやって声をかけたら良いのか?ということについて書いていきたいと思います!
なかなか難しいテーマですが、自分自身の受験生としての経験と塾講師として数多くの受験生を見てきた経験をもとに書いていきます。
悩めるみなさんの参考に少しでもなってくれたら嬉しく思います🙇♂️
子どもが大学受験に失敗してしまったときの親のNG行動
まず最初にこれは絶対にしてはいけない、という行動について書いていきます。
①気を遣っていることがバレバレの言動
これはなかなか難しいかもしれないですが、子どもに対して気を遣っていることがバレてしまう言動は良くないです。
というのも、受験生は自分の結果のことで自分の親に気を遣わせてしまうだろうな…という推測のもと親の反応を見ています。
なので変に気を遣っているような雰囲気を出されてしまうと申し訳ない気持ちや、場合によっては苛立たせてしまう可能性もあります。
変に元気付けようとして芝居感を出さないように注意してください!
②後悔の念を煽ったり、正論を並べてしまう
これまた良くない行動の代表です…
(なかなかこんなことする人はいないと思いますが…)
受験生の心情としては、当然自分の力不足や運の悪さ、今まで応援してくれていた人達への申し訳なさなどを感じているはずです。
もちろん自分の両親に対しても、
「第一志望の大学に入って喜ばせたい」
という考え方を持っている受験生も少なくないでしょう。
そんな心情でいるときに、これは当然ですが
「もう少し早めに受験勉強始めておけば良かったね」
「やっぱりこの科目が足ひっぱっちゃったね」
などのような更に後悔させるような言葉を伝えないようにしましょう。
本人だってそんなことは分かっています、もちろん親御さんも辛いとは思いますが、この瞬間1番しんどいのは受験生本人である、ということを忘れないようにしてください。
大学受験の失敗を乗り越えるために親がかけられる言葉とは?
ここからは具体的にどんな言葉をかけるべきなのか、ということについて論じていきます!
まず、冷静に受験生本人の気持ちを考えてみましょう。
上でも述べたように1番辛いのは受験生本人です。
受験の結果を見る直前までは、たとえどんなに自信がなかったとしても、わずかに残る合格の可能性をどうしても信じてしまうものです。
「ひょっとすると受かってるんじゃないか?」
「なんだかんだ頑張ってきたし報われるのでは?」
「自信無いとは言ったけど問題が難しかっただけなのでは?」
こんな風に直前まで考えてます。
インターネット開示の場合ならば、パソコンやスマホの画面に結果が表示されるまでの読み込んでいる間の時間。
自分の番号を一覧から見つけるその瞬間まで。
そんな僅かな希望を抱いているところから、不合格という非情な現実を突きつけられるわけです。
こんな感情のとき、必要な親の対応は【同情ではない軽い共感】と【気持ちの切り替えの促し】です。
①同情ではない軽い共感とは?
同情ではない軽い共感とはどういうことかというと、決して哀れむ必要は無い、ということです。
本人の辛い気持ちに寄り添い、頑張ってきたけど報われなかった、その気持ちを一緒に分かち合うことが大切です。
ただ上で述べたように変な演技をしてはいけません。
あくまで軽い共感です。
そこに加えて
②気持ちの切り替えの促し
が大切になってきます。
どういうことかというと、第一志望に落ちたとはいえ、決して悲観することはない、と伝えるのが大切ということです。
たしかに1番行きたい大学では無いかもしれません。
滑り止めだと思っていた大学にしか受からなかったかもしれません。
でも受験生にはこれから新しい出会いやキャンパスライフが待っています。
そこで彼・彼女たちがどう成長していくかは個人個人次第です。
少しでも前向きな気持ちを持って、素直にモチベーション高めの状態で大学生活をスタートすることが、今後の人生において非常に大切です。
(大袈裟ではなく、こんな大学で勉強しても、という気持ちを持って入学してしまうと時間を無駄にしてしまう可能性が大いにあると思います。)
※実際にそういう友達も見てきました。
なのでポジティブな気持ちに切り替えられるような言葉をかけましょう。
「仕方ないけど、とりあえずは受験勉強から解放だね。」
「1年間大変だっただろうけどお疲れさま。」
「4月まではひとまずゆっくりできるね。」
などなど…
このような言葉が受験に失敗してしまった、と感じている子どもの気持ちを軽くしてくれるでしょう。
復習すると、大切なことは
①同情ではない軽い共感の気持ちを示す
②気持ちの切り替えを助ける言葉をかける
この辺りが大切になってくると思います。
科学的証拠などは全くもってありませんが、受験生としての自分だったらどう声をかけてもらいたいか。
また塾講師として接してきた生徒たちがどんな気持ちを抱えていたのか、ということを考えながら記事を書いてみました。
みなさんのお役に立てたら嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました🙇♂️
はてなブログ書いてる大学生です!特にテーマは絞らず色々なことを吸収して発信していきたいと思っています✨ブロガーさんはもちろん、野球好きな人、スポーツ好きな人、誰でもどんどんフォローしてくれると嬉しいです😊
— JN @大学生ブロガー (@JNzenryoku) 2019年6月4日
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