高校2年生向け英語の教科書『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson2-2 の本文和訳とちょっとした解説になります。
教科書一番下にあるの問題の答えも記事の最後に載せているので、定期テスト対策に是非活用してください!
CROWN2 Lesson2-2 の本文和訳・単語・解説
Lesson 2
Into Unknown Territory
Lesson 2-2
インタビュアー
[1] あなたのプロとしての経歴において、対局のうち70%以上のもので勝ってきています。
【読解のコツ】
you have won ...
この文は現在完了形の形であり、
その意味の中でも「継続」の意味を持つ。
「ずっと~してきた」と訳すことが出来る。
[2] 駒を動かすとき、あなたはいつも自信を持っているのですか?
・confident 「確信して、自信をもって」
羽生さん
[3] 時々、どの動きを起こすかを決めることは難しいです。
・at times 「時々」
[4] 深く考えるための十分な時間が無いので、駒に手をかけるまで、私の次の動きがどのようになるのかすら私は分からないのです。
【重要文法】
Not having enough time ...
※この文は「否定の分詞構文」
分詞構文は「~の結果として」や「~なので」
という形で前後の文から推測して柔軟に和訳する。
[5] これこそが運が影響する時なのです。
・come into play 「影響するようになる」
[6] 自身の手が良い選択をすると信じるしかありません。
・trust A to V 「Aが~できると信じる」
[7] なので、あなたの質問に答えるとすれば、私がどの駒を動かすか決めるとき、私は常に自信があるというわけではありません。
インタビュアー
[8] プロの将棋棋士の方々は先の数百の動きを考えることができると聞いたことがあります。
[9] それは本当ですか?
羽生さん
[10] うーん、それに関してはあまり自信がありません。
[11] ある将棋棋士のグループが今より10手先の対局がどうなっているかを予想できるのか否かについて話していました。
・whether or not 「~かどうか」
・predict 「予言する、予期する」
[12] 彼らは皆が出来ないという結論に賛成しました。
[13] 将棋をするうえで、我々は駒を動かす全てのタイミングで決断を下さなければなりません。
・decision 「決断」
[14] 私が前に述べたように、いつも我々が完全な自信を持っているわけではありません、むしろ我々はこれが多分正しいだろうなと考えているのです。
・confidence 「自信」
・rather 「むしろ」
・probably 「おそらく、多分」
[15] あなたの敵が今度はあなたが予想していないような動きをしてくるかもしれないですし、この過程は対局が終了するまでずっと続くのです。
・opponent 「敵、相手」
・in turn 「今度は」
・expect 「予想する、予期する」
[16] 最も重要なことは決断力なのです。
・decision-making power 「決断力」
以上がCROWN2 Lesson2-2 の和訳・解説です。
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
CROWN2 Lesson2-2 教科書一番下の設問の解説
※あくまで取り急ぎの解答です!間違ってたらごめんなさい🙇
Q4 時々羽生さんは次に何を動かすか分からなくなります。彼はいつ決めるのですか?
→ He decides it when he place his hand on the piece.
Q5 いつ運が対局に作用するのですか?
→ It comes into play when the shogi player doesn't know what he should move.
Q6 羽生さんによると棋士にとって何が最も重要ですか?
→ It is decision-making power.
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