高校2年生向け英語の教科書CROWN2『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson7-4 の本文和訳とちょっとした解説になります。
教科書一番下にあるの問題の答えも記事の最後に載せているので、定期テスト対策に是非活用してください!
単語リスト&解説は記事後半(和訳の後)にあります!
CROWN2 Lesson7-4 の本文和訳・単語・解説
Lesson7
Why Biomimicry?
Lesson 7-4
[1] ベニュス氏は生物模倣が私たちが自然への理解を持つようになることを助け、それゆえに私たちが生活の仕方を変化させる方向に導くと確信しています。
・thus 「このように、従って」
[2] 私たちは永久に自然を利用し続けることも、我々の自然環境にごみを捨て続けることもできません。
・advantage「有利、強み」
※take advantage of ~「~を利用する」
・nor「~もない」
※否定に否定を続けるときの表現
・dump「投げ捨てる、投棄する」
【文構造】
nor はそれ以前に出てくる否定と合わさって「~でもなく~でもない」という意味を持つ。
※nor 自体が否定の意味を持つので後半は can't にならない。それに加えて、動詞が主語の前に来る倒置も起こる。
[3] 長すぎるほどの期間、人類の革新が我々にとって便利なのか、それらはお金儲けが出来るのかどうかという点でそれらの革新を判断してきました。
・innovation「革新」
[4] 私たちが地球全体にとって何が良いのかを第一に置き、それが我々人間にとっても良いものであろうと信じることをベニュス氏は提唱しています。
【文構造&重要文法】
suggests that we put ... and trust ...
suggest の目的語であるthat節内の動詞が原形になっている。
これは「提案」や「命令」や「要求」などの意味を持つ動詞がthat節を持つときに用いられる「仮定法現在」という表現。
suggest 以外にも demand「要求する」や propose「提案する」などの動詞のthat節で見られる。
[5] 新しい質問はこうあるべきです。
[6] それは(環境に)適応しているのか?
[7] それのモデルが自然界に存在するのか?
[8] それは地球や未来の世代に対して何を犠牲にするのか?
・cost「犠牲にする、費やす」
・generation 「世代」
[9] 生物模倣は将来重要な役割を果たすことができる強力な道具(手段)です。
[10] 昔はこの大きな世界に、ほんの少しの人間しかいませんでした。
・early days ⇒この文章中ではザックリと今より地球上の人口が少なかった頃のことを指す。
[11] 今や私たちの人口は急速に増加していて、環境に対して人間が悪い影響を与え始めています。
・population「人口」
・rapidly「急速に」
【読解ポイント】
is growing や are beginning のように現在進行形にすることで、事態がまさに進行中の課題であることを示している。
[12] 我々はやっと以下の質問の回答を探しているのです。
・look for~「~を探す」
[13] 私たちはこの惑星を破壊することなく地球に住み続けるにはどのようにしたらいいのでしょうか?
・destroy 「破壊する」
[14] 生物模倣が自然を見つめ直す唯一の新しい方法であるだけでなく、地球においての私たちの生き残りのカギにもなると、ベニュス氏は考えています。
・not only A but also B
「AだけでなくBも」
[15] 私たちは地球に住むために学ばなけれないけません。
・have to ~「~しなければならない」
・to live ⇒ 不定詞の副詞的用法
[16] 地球は私たちの家ですが、私たちだけのものではありません。
以上がCROWN2 Lesson7-4 の和訳です。
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
CROWN2 Lesson7-4 教科書一番下の設問の答え・解説
※あくまで取り急ぎの解答です!間違ってたらごめんなさい🙇
Q9 生物模倣が何をするかもしれないとベニュス氏は考えていますか?
→ [1]の文が解答
Q10 我々の革新を通常どのように判断していますか?
→ we usually judge our innovations by whether they are good for us, or whether they make money.
Q11 ベニュス氏は私たちの生き残りに重要なのは何だと考えていますか?
→ Biomimicry.
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