高校2年生向け英語の教科書CROWN2『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson7 Optional Reading の本文和訳とちょっとした解説になります。
CROWN2 Lesson7 Optional Reading の本文和訳・解説
Learning from Lotus Leaves and Lizards
[1] この世の中にはますます多くの生物模倣の例が存在し、その中のいくつかは非常に面白いです。
・more and more「ますます多くの」
[2] どうして水が葉っぱにくっつかないか知っていますか?
・stick to ~「〜にくっつく」
[3] それは葉っぱが非常に滑らかだからでしょうか?
[4] そうではありません。
[5] 実は、世界中で最も水をはじく葉であるハスの葉は全くもって滑らかではなく、非常にざらざらしているのです。
・rough「ざらざらした」
[6] たったそれだけのことで、弱い風や葉の傾斜ですら水やホコリを綺麗に落としてしまうのです。
・even「〜でさえ」
・tilt「傾斜・傾き」
・cause「引き起こす」
[7] 今では粗い表面は先進的な絵画やガラス、洋服などに取り入れられてきています。
【文法】
has been introduced は
現在完了系+受動態の表現
[8] それらの表面は水やホコリをよくはじく「ロータス効果」に基づいており、ましてやそれらは有害な化学物質に依存していないのです。
・much less「ましてや〜でない」
[9] その素材はレインコートやスポーツウェアに非常に便利なのです。
・useful「便利な、有益な」
[10] 私達は他の教訓をヤモリから学ぶことができます。
・lesson「教訓、講義」
[11] ヤモリの驚くべき能力の一つは、滑らかな壁を登ることや、素早くそして軽々と逆さまになって天井を走ることができる点です。
・smooth「滑らかな」
・lightly「軽々と」
【文構造】
One of their amazing abilities is
to climb smooth walls
and (動詞2つをつなぐ)
run quickly
and (副詞2つをつなぐ)
lightly upside down across ceilings.
[12] どうしてできるか知っていますか?
[13] 彼らが軽いからでしょうか?
[14] その秘密は彼らが足の指に何百万もの小さな毛を持っているという事実にあります。
・secret「秘密、秘訣」
・lie「ある、横たわる」
・millions「何百万もの」
[15] それらの小さな毛が壁にしっかりとしがみついているのです。
[16] それぞれの毛はそこまで強くないですが、何百万もの毛が一緒に機能することでヤモリを支えることができるのです。
[17] この「ゲッコー(ヤモリ)効果」を使うことによって、研究者たちは、ハガキサイズで320キログラムを支えられるほど粘着テープを強く発達させました。
・so ... that ~「〜なほど...である」
[18] ある種の「ヤモリテープ」は病院で使われています。
[19] 将来的に、私達はヤモリテープの手袋を両手にすることでスパイダーマンのように壁を登ることができるかもしれません。
[20] 生物模倣は大きな可能性を秘めています。
[21] それは環境に優しく私達の自然環境から直接的に教訓を得ることができます。
・draw「引っ張る、取ってくる」
[22] 自然は知恵に溢れていて、私たちが自然から学べることや学ぶべきことはもっと沢山あるのです。
・wisdom「知恵、知識」
以上がCROWN2 Lesson7 Optional Reading の和訳です。
和訳は終了です!
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
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