高校2年生向け英語の教科書CROWN2『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson8 Optional Reading の本文和訳とちょっとした解説になります。
CROWN2 Lesson8 Optional Reading の本文和訳・単語・解説
Clearing Mines with... Honeybees?
[1] 地雷は場所を特定するのが難しいです。
[2] ほとんどの地雷がある場所は詳しくら地図化がされていなく、多くの場合少しも地図に示されていません。
・minefield「地雷区域」
・at all「(否定文で)少しも〜ない」
[3] 天候が陸地の表面を変化させることもあり、雑草や芝生が地雷を覆ってしまうこともあります。
・weed「雑草」
・grass「芝生」
[4]ロボットは地雷を見つけることも爆発させることでさえもできます。
[5] しかしながら(ロボットのような)金属探知機付きの機械には全ての地雷を探知することはできません。
[6] 他の多くの地雷は、金属探知機が誤認を起こして瓶の蓋を代わりに感知してしまうほど、小さな金属を用いているのに対して、いくつかの地雷は少しも金属の部品を持っていないのです。
【読解ポイント】
地雷の金属部分は使用されていたとしても非常に小さく、ましてや金属部分を持たないものがあり探知が非常に難しいということを、例え話と共に表現している文。
[7] 探知犬は地雷を特定することができますが、この方法は危険です。
・sniffer dog「探知犬」
[8] それぞれの犬にはトレーナーの人間がついています。
・handler「トレーナー、調教師」
[9] 人間と犬の双方が地雷を踏んだり、仕掛け線につまずいたりして、地雷を起爆させてしまうかもしれないのです。
・trigger「引き金を引く、起こす」
・step on ~「〜を踏む」
・stumble over ~「〜につまずく」
・tripwire 「仕掛け線」
[10] ヒーローラットと呼ばれるアフリカの大きなネズミは爆発性を探知するための訓練が可能です。
・rodent「げっ歯目の動物」
・explosive 「爆発性」
[11]ネズミは長いロープで繋いだ状態で働くことができるので、トレーナーの人間は安全です。
・on a leash「紐に繋いで」
[12] しかしながら、そのネズミはサハラ砂漠の南の地域の気候にしか適応していません。
・sub-Saharan「サハラ砂漠南部」
・climate 「気候」
[13] モンタナ大学の研究者により、地雷を発見するためのある見事な方法が提唱されました、それはミツバチです。
・ingenious 「見事な」
・honeybees 「ミツバチ」
[14] ミツバチは容易に5キロほど飛ぶことができ、ある特定の集団のミツバチは毎日何万もの単独での探索に出かける可能性もあります。
・colony 「集団、群生」
・tens of thousands of ~「何万もの~」
[15] つまりミツバチは彼らの巣の周りのエリアを徹底的に探索することができるのです。
・hive「ミツバチの巣」
・thoroughly「徹底的に」
[16] ミツバチは鋭い嗅覚を持っており、1〜2日で爆発物を探知するために訓練することが可能です。
[17] 世界中の全ての種類のミツバチが(この方法に)利用されることが出来ます。
・sort「種類、種」
[18] ミツバチの巣は地雷が存在しているエリアの屋外に置いておくことができ、危険区域に人間が入る必要はありません。
[19] 地雷の周りにミツバチ達が群がったら、双眼鏡やビデオカメラを使用してその位置を地図に記すことができます。
・swam over「群がる」
・binoculars「双眼鏡」
[20] そして地雷は機械(ロボット)によって解除されることができます。
[21] 将来的にはひょっとすると、土地から地雷を取り除くために、広瀬茂雄さんのような日本の科学者と、カンボジアやアフガニスタン、アンゴラやモザンビークのような国の現地の養蜂家とが協力する日が来るかもしれません。
・perhaps「ひょっとすると」
・collaboration「協力、協業」
・beekeeper「養蜂家」
以上がCROWN2 Lesson8 Optional Reading の和訳です。
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
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