高校2年生向け英語の教科書CROWN2『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson9 Optional Reading の本文和訳とちょっとした解説になります。
CROWN2 Lesson9 Optional Reading の本文和訳・単語・解説
Hayabusa 2: To the Dragon's Palace and Back
[1] ハヤブサが2010年に任務を終えた時、プロジェクトマネージャーであった川口淳一郎さんは「希望と自信を持って未来へ突き進め。」というハヤブサの声を聞いたと感じました。
[2] この言葉が現実になるまでに、そこまで長い時間は必要とされませんでした。
・It take(時間)for ~ 「〜のために(時間)かかる」
例)It takes an hour for finishing this work.
「この仕事を終えるのに1時間かかる。」
[3] 2014年の12月、更なるより野心的な任務のために種子島宇宙センターからハヤブサ2が打ち上げられました。
・lift off「打ち上げる」
[4] その任務とは太陽系の誕生と進化の謎に関する調査と生命の材料となる物質を宇宙空間から持ち帰ることです。
・origin 「起源」
・solar system「太陽系」
・material 「物質、材料」
[5] これは我々が生命の起源を理解する助けになることでしょう。
[6] ハヤブサの成功を活かし、ハヤブサ2は1999 JU3という小惑星に向けて6年間の長い旅を試みます。
[7] その小惑星は、海底にある竜宮城から宝箱を持ち帰る浦島太郎の話から「リュウグウ」というあだ名が付けられました。
【文構造】
who brought back ~ the ocean.
→ この部分は浦島太郎の説明文
[8] ハヤブサ2もまた、宇宙空間の岩という宝を持ち帰るのです。
[9] 成功を収めたものの、初代ハヤブサは多くの課題を抱えていました。
・while~ 「〜の一方で」
[10] これらの問題を克服するために、ハヤブサ2には沢山の改善がなされました。
・overcome「克服する、打ち勝つ」
・a number of ~「沢山の〜」
[11] ソフトウェアは向上しました。
[12] 新しいイオンエンジンはより力強いものになりました。
[13] 新しいシステムは最初の任務の4倍の比率でデータを送信することになるでしょう。
・~ times 「〜倍の」
[14] ハヤブサ2は2018年の6月にリュウグウに到達すると予定されています。
[15] 3つの異なる場所から岩のサンプルを回収するのは約1年半かかる見通しです。
[16] ハヤブサ2の4つの着陸機は、その環境を調査するために小惑星の表面へと向かうでしょう。
・lander「(小型の)着陸機」
[17] その任務が2019年の12月に完了した時、ハヤブサ2は自宅へと向かいます。
[18] そしてその1年後、ハヤブサ2は岩のサンプルが入った容器を放出します。
[19] もし全てが上手くいったとすると、リュウグウからの宝箱は2020年にオーストラリアの奥地にパラシュートによって着陸する予定です。
・parachute 「パラシュート」
[20] プロジェクトマネージャーの國中均さんは、この任務は難しいけれども、我々がもし地球から宇宙へと引っ越すとしたら、この困難は受け入れることが必要である、と話しています。
[21] ハヤブサ2は我々が宇宙探索の次なるステージを計画することを助けてくれるかもしれません。
・exploration 「探索、探検」
以上がCROWN2 Lesson9 Optional Reading の和訳と解説です。
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
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