高校2年生向け英語の教科書CROWN2『CROWN English Communication Ⅱ』のLesson6-4 の本文和訳とちょっとした解説になります。
教科書一番下にあるの問題の答えも記事の最後に載せているので、定期テスト対策に是非活用してください!
CROWN2 Lesson6-4 の本文和訳・単語・解説
Lesson 6
Ashura -A Statue with Three Faces-
Lesson 6-4
[1] 阿修羅は他の八部衆とは大きく異なっています。
[2] 1つ目としては阿修羅は3つの顔と6本の腕を持っています。
[3] 更には他の八部衆の像が甲冑を着ているのに対して、阿修羅は帯を身にまとっています。
・sash 「帯、飾り帯」
・armor 「甲冑」
[4] 最も注目できる点は、阿修羅の顔には人間らしい表現がなされ生きているように見えるのです。
・above all 「とりわけ、中でも」
・lifelike 「生きているような、生き生きとした」
[5] 実際に阿修羅は心の中で何かを思っているように見えるのですが、それは何なのでしょうか?
・seem to ~ 「~なようだ、に見える」
[6] 表情に関する研究をしている原島博氏はある考えを持っています。
・facial 「顔の」
※facial expression 「表情」
[7] 彼は阿修羅の3つの顔の目に注目してほしいと言います。
[8] もし阿修羅の3つの顔を左の顔から、右の顔、真ん中の顔という順で見ていくと、その視線が上がっていっているということに気づくでしょう。
・notice 「気づく」
【文構造】
from the left ... the front
[8]の文は長いので複雑な文に見えるが、
この部分は阿修羅像の顔の見る順を記載しているだけ。
[9] 原島氏はこの変化は阿修羅が成熟していっていることを示していると指摘しています。
・mature 「成熟する、円熟する」
[10] 左の表情は阿修羅を若く怒った青年として表しています。
[11] 彼の右の顔は痛みと悲観を表現しています。
・regret 「悲観、後悔」
[12] 中央の顔は後悔を示しています。
・repentance 「後悔」
[13] 阿修羅と直接対面した時に、阿修羅が何を伝えようとしているのか思案している自分がいることに気づくことでしょう。
・face to face 「直接目の前で」
・wonder 「疑問に思う、不思議に思う」
[14] 何年もの間、他の多くの人もそうしてきたのです。
【重要文法】
So have many others
※倒置が起きている表現
「~も...する」という表現でみられる
例)So do I. 「私も~します。」
この文は「沢山の他の人(=many others)も
これまでしてきたように」という意味になる。
[15] 人々は阿修羅の目の前で懺悔することと清めを祈るために礼拝してきました。
・worship 「崇拝する、礼拝する」
[16] 温和な友人や先生のように、この過程を通じて阿修羅は人々を導いてきました。
[17] これだけ多くの人が1300年近くの間にわたって阿修羅に引きつけられる理由の一つは、おそらくこの不確実な時代に非常に必要とされる治癒の精神を阿修羅が人々に与えているからかもしれません。
・uncertainty 「不確実さ」
【文構造】
(Perhaps)
one of the reasons why ... 1300 years ⇒主語(S)
is ⇒動詞(V)
that it ... uncertainty. ⇒補語(C)
※主語は長いが大きな視点で見るとSVC
「SはCです。」と訳すことが出来る。
※which is ~ uncertainty の部分は
sense of healing を修飾している。
以上がCROWN2 Lesson6-4 の和訳です。
和訳・解説は終了です!
このページを見ることで皆さんの英語力が上がることを祈って記事を書いています。
CROWN2 Lesson6-4 教科書一番下の設問の解説
※あくまで取り急ぎの解答です!間違ってたらごめんなさい🙇
Q9 原島博さんは何を研究していますか?
→ He studies facial expressions.
→ He sees in it repentance.
Q11 なぜ人は阿修羅の前で礼拝を行うのですか?
→ To repent and to pray for purification.
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