CROWN3 LESSON1-3(後半)
高校3年生向け英語の教科書CROWN3『CROWN English Communication Ⅲ』のLesson1-3(後半)の本文和訳とちょっとした解説になります。
教科書一番下にあるの問題の答えも記事の最後に載せているので、定期テスト対策に是非活用してください!
【関連記事】
- CROWN3 LESSON1 Before You Read 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-1(前半) 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-1(後半) 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-2(前半) 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-2(後半) 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-3(前半) 和訳と答え
- CROWN3 LESSON1-3(後半) 和訳と答え ←イマココ!
- CROWN3 Lesson1 ComprehensionとOptional Reading【答えと解説】
CROWN3 Lesson1-3(後半) の本文和訳・単語・解説
Lesson1 Life as a Journey
Lesson1-3
[13]富は単に自然の美しさを芭蕉に見失わせるだけだと彼は考えていたのかもしれません。
- wealth「富、財産」
- blind A to B「AにBを見失わせる」
[14] それゆえに彼は、実は彼の詩的な想像力の源である自然と一体になることを、本当の自分に可能にさせるために財産を捨てることを選んだのです。
- cast away「投げ捨てる」
- possession「財産、所有物」
- be one with A「Aと一つになる」
- allow A to V「AがVするのを許す、可能にする」
【文構造】
今回のように複雑な構造をとっている文は、いくつかの段階に分解することで読解しやすくなる。
①He chose to cast away possessions
「彼は財産を捨てることを選択した」②to allow A to be one with nature
「Aが自然と一体になることを可能にするために」③ which (in fact) was ... imagination.
ここでのwasは関係代名詞のwhichの主語。先行詞はnatureだから③を書き換えると以下の通り。
=In fact, nature was the source of ...
「実は自然は彼の詩的想像力の源だった。」
[15]「奥の細道」は、芭蕉が行った特定の旅について書かれた物語ですが、それ以上に、彼の人生そのものについての物語なのです。
- one particular「ある特定の」
【読解ポイント】
it is about life itself.
it = The Narrow Road to the Deep North
" is about " の部分が繰り返し使われていることに気付くことが出来れば、it が何を示しているのかは想像しやすい。
[16] 芭蕉にとって、地球上での人生は、永遠の理想像を探し求める旅だったのです。
- eternity「永遠、永久」
- vision「理想像、未来像」
[17] 常に変化しながらも終わりのないの循環を繰り返している自然の中に、芭蕉は彼の理想像を発見しました。
- endless「終わりのない、永遠の」
[18] 俳句の想像にある瞬間を留めることで、芭蕉は永遠の理想像を見つけたのです。
以上がCROWN3 Lesson1-3(後半) の和訳・単語・解説です。
CROWN1やCROWN2との文章量の違いから各Lessonの和訳記事が複数ページに渡ることになると思いますが、分かりやすい解説記事を書けるよう頑張りますので是非参考にしてください🙇♂️
CROWN3 Lesson1-3 教科書の設問の答え・解説
※あくまで取り急ぎの解答です!間違ってたらごめんなさい🙇
Q1 なぜ芭蕉は強盗を恐れていなかったのですか?
→ It's because he had nothing of value.
Q2 崩れる山や流路を変える川について書いた時、芭蕉は何を意図していましたか?
→ He meant that this world is essentially transient.
Q3 芭蕉にとってこの世での人生は何か重要なものを見つけるための旅路でした。それは何ですか?
→ It was his vision of eternity.
CROWN3ではこれまでのCROWN1・2よりも文章が長く難しくなっているので丁寧に説明を書いているつもりですが…不明点があればコメント欄や私かいぼーのTwitterアカウントに質問してみてください!(英語に関係ない質問でもウェルカムです!)
高校生の頃は周りの目を気にして生きてしまっていましたが、大学生になって生きやすくなりました。
— かいぼー@理系大学生ブロガー (@Kaibo_blog) 2020年12月12日
なかなか「自分らしく」生きるということが難しい現代ですが、自分の性格に「ネガティブ」なんていう名前をつけてしまうのはもったいないかもしれません。#はてなブログ
https://t.co/ml3Nli7Dhd
CROWN3 Lesson1 章末問題の解答は以下のページへ
CROWN3 各Lesson の和訳・答え・解説一覧